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観光地の飲食店経営者永遠の課題
美しい街並みや地域の特産品、自然環境を活かしたアクティビティなどで人気な観光地の飲食店経営者様から
「もっと多くの人々にお店の存在を認知してもらいたい」
「来店客を増やして売上を伸ばす方法を模索している」
というお問い合わせをよくいただきます。
この記事では
・お店の広告・集客にSNSを活用できていない方
・SNSを活用してもイマイチ、認知してもらえない方
・外国人観光客の動員数が少なくて困っている方
以上3つの課題を抱えている飲食店経営者様へ、今すぐ実践できる効果的な集客方法(観光地編)をご紹介します。
まずは、SNSの活用方法について説明していきます。それでは参りましょう。
1. インスタグラムの効果
あなたが観光地にある店舗の集客に取り組む時、どんなツールが効果的だと感じられますか?
FacebookやX(旧:Twitter)、TikTokなど色々ございますが全てのSNSのアカウントを開設して運用となると大変ですよね。
私は、観光地の飲食店にとって最も集客効果があるツールはInstagramだと感じています!
(あくまで若年層があなたのお店のターゲットな場合となります。ターゲット設定が最重要なため、ターゲットに合わせた集客方法を選択されてください。)
もちろん、他のSNSがダメというわけではないです。それぞれの良し悪しがございます。
例えば、Facebookは情報共有に優れていますが、若年層へのリーチといった面では弱い気がします。
比較的に若年層がSNSを使いこなし、認知する機会が増えてます。
また、Xは速報性に優れますが、視覚的なインパクトが足りてないところです。
そこでInstagramのをフル活用することで、より多くの潜在顧客にアプローチし、ビジュアル(視覚的なわかりやすさ)を通じてお店の魅力を最大限に伝えることができます。
写真だけではなく、
・ストーリーやリール
・ハッシュタグ戦略
・インフルエンサーとのコラボレーション
などなど、集客や広告に効果的な手法がいくつかあります。
他にも効果的な方法はございますが、今回は上記の3つの項目に絞って説明していきますのでぜひ試してみてください!
1.効果的なストーリーとリール活用法
ストーリーとリールを活用することで、フォロワーとよりインタラクティブな関係を築けます。
ストーリーでは日常の様子やイベント情報をリアルタイムで発信し、
リールでは実際に料理の作り方や裏側を短い動画で見せると効果的です。
リールは特にアルゴリズムで優遇されるため、新しいフォロワーを獲得するチャンスが増えます。これにより、フォロワーとの距離が縮まり、親近感を持ってもらえるでしょう。
2.効果的なハッシュタグ戦略
Instagramの本文中で見たことがあると思いますが「#~」といったものです。
適切なハッシュタグを使うことで、投稿のリーチを大幅に拡大できます。
例で言うと、#湯布院、#湯布院グルメ、#Japanesefood、#おにぎり、などの人気ハッシュタグを活用しましょう。
さらに、地域限定のハッシュタグやイベント関連のハッシュタグも効果的です。
ハッシュタグはインスタグラムの検索機能で見つけてもらうための重要なツールですので、各投稿に関連するハッシュタグをしっかりと付けることが大切です。
3.効果的なインフルエンサーとのコラボ方法
SNSが発達したこの時代、インフルエンサーという言葉もよく耳にしますよね。
簡単に説明すると影響力があり、ビシネスとして情報発信力のある方です。
インフルエンサーとコラボすることで、認知度が一気に広がります。
地元のインフルエンサーや観光客向けのインフルエンサーと提携し、お店の名物を紹介してもらうと良いでしょう。彼らのフォロワーが新たな顧客となり、売上の向上が期待できます。
特に、食に関心のあるフォロワーを持つインフルエンサーを選ぶと効果的です。
このコラボにより、SNS上での存在感、認知度が増し、ブランディングも強化されます。
次の章ではSNS以外でお店の認知や集客を行う方法を説明します。
2. イベント参加と他店とコラボ効果
この章ではSNSでの戦略ではなく、実際に自分のお店から外部に働きかけるといった話になります。
立地の関係などありますが湯布院だけでお店を構えていると、SNSを駆使しない方からの認知はどうしても低くなってしまう可能性があります。
そこで、狭いコミニティーだけでなく福岡や熊本など、人口の多い場所でイベントを開催、もしくは参加をしてみましょう。
イベントに参加することで、より多くの人々にお店、料理の魅力を伝えられます。
また、他のお店とコラボすることで、新しい顧客層にアプローチし、さらなるビジネスチャンスを広げることができます。
以下に、具体的な方法をご紹介します。
地域イベントの活用
地域イベントは、まさに「お店宣伝隊」の出動の場!といった感じです。
福岡や熊本、道の駅などフェスティバルやマルシェに出店することで、料理の魅力をアピールする事ができ、お店の認知に繋がるはずです。
イベントでは実際に商品を手に取ってもらい、味わってもらうことが重要です。
参加者が「この料理、ヤバい!」と感じれば、口コミで広まり、新たなファンを獲得できるはずです。
地域イベントは新規顧客との接点を増やす絶好の機会です。
他業種とのコラボ
商品や料理の構想、お店の運営がある程度安定した際、新しい風を吹かせたいと感じるのではないでしょうか?
他の店舗と差別化を図りたいと思った際に、他業種とのコラボも一つの手です。
例えば、地元のカフェやベーカリーと一緒に「〜(自店の料理)ランチセット」を提供したり、温泉宿とタイアップして「〜(自店の料理)付き宿泊プラン」を作ったりするのはいかがでしょうか。
これにより、「温泉でほっこり、〜でほっこり」という相乗効果が期待できます。
お店と他業種の魅力が合わさることで、今までにない新しい体験を提供でき、注目度もアップすること間違いなしです。
3.外国人観光客向け決済の導入効果
この章では外国人観光客が来店した際に、チャンスを逃さないために決済方法を増やすということを提案します。
日本観光業における外国人観光客の重要性
なぜ外国人観光客の対応の話をするのか疑問に思った方もいると思います。
そこで、まずは日本の観光業における外国人観光客の影響力について説明しておきます。
2019年には3,119万人の国際観光客が訪れ、約4.81兆円の収益を上げており、
その中でも中国は最大の観光客供給国で、約959万人が訪れました。
参考のリンクです→ https://worldmetrics.org/japan-tourism-statistics
とにもかくにも外国人観光客は経済への寄与が大きいです。
2018年には外国人観光客がショッピングに4.5兆円を費やし、その経済的影響が明らかとなっています。
そして湯布院も数ある観光名所の中で温泉が有名な市場となっています。
参考までに大分県由布市の観光統計情報・計画をご覧ください。
令和5年には103万人もの外国人観光客が訪れています。
そこで多くの外国人が足を運んでいるのに決済方法が理由でお店を選んでもらえないとなると、相当な機会損失です。
多様な決済方法の導入
現金のみの決済方法を採用している場合、クレジットカードやQRコード決済を導入することで、
国内外からの観光客にとっても便利な店舗になります。
SquareやPayPayなど、簡単に導入できるシステムで検討しましょう。
特に中国からの観光客に対応するため、AlipayやWeChat Payの導入も検討してみてください。
AlipayとWeChat Payの導入メリット
中国からの観光客は、モバイル決済を日常的に利用しており、Alipay(支付宝)やWeChat Pay(微信支付)はその代表的なサービスです。
AlipayとWeChat Payを導入することで、中国人観光客にとっての利便性が向上し、消費が促進されます。
中国人観光客の購買力を考えると、この導入は収益増加につながる可能性があります。
まとめ
皆さんいかがでしたでしょうか。
お店がさらに成長するためには、インスタグラムの効果的な活用、イベント参加やコラボレーションの強化、多様な決済方法の対応が鍵となります。
これらの取り組みを実践することで、観光客に愛されるお店としての認知度をさらに高め、売上を増加の一助になればと思います。
今回は、Instagramに絞ってお伝えしましたが、観光地のお店が集客をするには、
・観光地を車で通る時に見える看板やお店の外観
・歩いている時に見える看板やお店の外観
・店外からでもわかりやすいメニューの写真や価格
・グーグルマップの口コミ評価
・じゃらんやるるぶなど旅行雑誌への掲載や観光協会が発行する観光案内雑誌への掲載
・観光地紹介ユーチューバーが選ぶ10選に選ばれること
などなど、やるべき集客手段はいくつもあります。
ただし、これらはあくまで新規集客の方法です。
もうおわかりだと思いますが、最も大切なのはリピーターさんの育成、リピーターさんからの口コミ紹介です。
例えば、千原ジュニアさんは宮古島が好きで、いつも同じ居酒屋に来店されています。
千原ジュニアさんが宮古島に行く時にいつも行くと言われていたお店は、YouTubeでも紹介されています。
この居酒屋南楽さんは、Google口コミも174件以上レビューされており、4.2点以上の高評価です。
一番古い口コミレビューは8年前ですから、少なくとも8年前から営業されています。
ということで、目の前のお客様に対して真摯に対応していれば、SNSやYouTubeでの投稿やGoogle口コミでの高評価につながり、それを見たメディアやインフルエンサーが取材依頼をしたり、そのメディア掲載写真や映像を見た新規客が、Google口コミを最終チェックしてから、一緒に旅行へ行く友人家族へ相談し、決断してから来店する、という店舗集客は「いつの時代もリピーターの育成にかかっている」という本質は変わらないと思います。
是非、この機会に、あなたのお店は、観光客(リピーター)にとってほかのお店と比較して
・外国人観光客もチェックするGoogle口コミは高評価なのか?
・メディア、インフルエンサーが取材したくなるオリジナル性の高い看板メニューがあるのか?
・また来店したくなる理由はあるのか?もしあるなら、何が理由となるのか?
を見直して、リピーターさんや口コミ高評価な方が、お店の何を高評価しているのか?あなたのお店が、
どんな観光客(リピーター)の方から
どんなポイント(メニュー、雰囲気、接客サービス等)が選ばれる理由となっていたのか?
お客様からの評価内容(文字と写真や動画)を認識しましょう。
そのあとに、リピーターさんみたいな方へ向けた文字と写真、動画をSNSで配信し、リピーターさんのような人が閲覧しているメディアやインフルエンサーの取材をうけることをオススメします。
SNSやメディアが取り上げられても3年から5年で多くの飲食店は1度しか来ないモンスターカスタマーなどに荒らされ消費されて、低評価や悲しい口コミを書き込まれ、90%が10年以内に閉店へと追いやられ、忘れ去られていきます。。。これが厳しい現実です。
新規獲得に振り回されず、目の前のファンを大切にして、ファンが喜ぶメニューを磨いて、ファンがよく見るメディアやファンがフォローしているインフルエンサーから取材されるお店へと地道に成長されてください。
以上、観光地の飲食経営者向けに効果的な集客方法を3つご紹介いたしました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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